Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ

本日のお昼は、暑くて中々熟睡出来ずに早めの起床を。で午前中の指定のワインの納品分を汗だくで地下セラーに。今回は4ケース、少しづつは整理をしておりましたのでぎゅうぎゅうのセラーも何とか。インデントのシャンパーニュが半分で、最も古いもので’34などもございましたが如何なものでしょうか。
その後は家族が見物がてら京都駅裏に最近出来ましたイオンさんのショッピングモールにお迎えに。広大な敷地に今まで遊ばせられていたことを考えると何とも。一時的かもしれませんがランチなど取らせてもらえる状況ではなく、直ぐに離れて郊外のイタリアンへ。こちらも週末のお昼らしく盛況で、昼からアラカルトでお腹はパンパンに。
で昨夜のブルゴーニュ
・Santenay Les Gravieres’97 La Pousse d’Or
・Gevrey Chambertin Champerrier’96 Louis Jado
・Chassagne Montrachet Clos de La Boudriotte’76 Andre Ramonet
ワールド・カップの影響は、如何なものでしょうか?万全のワンセグながらも流石に週末はそれどころでもない感ではありましたが、それでも勢いは感じられず。
中盤に歯科医Kのお越しで、何時もながらの繊細なブルゴーニュを。まま、普段に増して目は完全に閉じかけておられましたがマダムのお越しに取り戻されては。
南と北を1本づつで、ヴィンテージの違いもありましたがシャンペリエの方が意外に果実味を全面に感じさせ豊満さも。サッカーの状況も気になりながらもじっくり飲み込ませていただけるこちらさんとは冷静にテイスティングをさせていただけ。
〆の1本は何時もの彼らで。ラモネの赤は、お勧めですたかだか6本の仕入れながらもこの辺りの熟成したボトルでしかもシャサーニュのプルミエ。白の名手ながらも赤も手堅くむしろ赤の方が美味しくすら感じさせられる瞬間でも。完全に溶け込んだ酸のまろやかさは、柔らかい果実味に溶け込み本当に稀少なブルゴーニュの世界観を感じさせられます。ましてお隣でニューワールドのパワフル・カベルネをご相伴させていただいておりましたのでなおいっそうに。
眠れない1ヶ月のスタートですか?

              Sommelier R.Imamura