Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

熟成した味わい

本日のお昼は、祇園御茶屋さんへの集金と妻の希望で携帯電話の機種変更に。取りあえず子供達の写真を不意に撮る時に画素数の多い機種が欲しい!そんな要望は確かに理解出来ます。デジカメを普段から持ち歩くことのない人種ですので。
それにしても毎回、サッカーの試合にはすっきりさせられないです。昨夜も途中までは良いのか悪いのか?遂にカーナビのワンセグでやや大きめの画面で試合をライヴで。ただ、それ以上に直前の怪我は大変だな!ここにも運が有るような気にさせられます。
で昨夜のオールドは
・Clos du Marques’93 St julien
・Volnay’1er’73 Louis Latour
・Beaune’67 Patriarche
・Chassagne Montrachet Morgeot Clos de la Chapelle’99 Louis Jado
・Grappa Sperss Gaja
前半のアペリティフ使用のドクターが、お席を立たれてから中盤まではゆっくりと。中盤意向は、相変わらずの加齢臭に塗れる私のカウンターになりましたがらしさは十二分に。
大きなトラブルは、ほぼ解決に向かいつつあるムッシュですが久々に。最近のヴィンテージで確か名称を変更されたラスカーズのセカンドもこの辺りのヴィンテージはほろ苦さの中に熟れた甘みを。正にほろ苦い!そんな思いも。
意気投合されるのもお人柄でしょう。不動産関係の社長さんとドクターは、幾分エグめのお話にもなりましたが、グッと熟成感を満喫のヴォルネイ。出来の悪い生産年ながらもまだまだ元気さも残す姿に’73は愛おしく。
今宵のお越しは想定されておりました、昨夜のお付き合いに必ず義理立てされる方なのはこれまたお人柄。でここから長い夜になるのですが、気の合うと申しますか。
明らかに違いを昨夜のワインと感じさせてさしあげられる、いやらしさかもしれませんが。まま、そこが売りですので。’67のパトリアルシュ、悪く言えばやや淡い。良く言えば、非常に滑らかで円い。そんなブルゴーニュの世界感。
オマケに白も。ジャドのプルミエの’99の印象は中々良く、ハーフながらももう少し落ち着かせたい気もございましたがデュック・ド・マジェンダの高貴な味わいを。
〆は相変わらずのグラッパを、昨夜のパイチュウに比べれば守備範囲であることに間違えございませんが。R