Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

挽回の晩

休日は北山の植物園に。意外な感じでしたが、宇治市の植物園の入園料よりもかなり安かったことに初めて気付きました。うーん、入園者数が比較にならないか。
素晴らしい季節に薔薇が、時期をずらして花開き。まあ、家族連れには絶好の散歩コースでしょう。事実、園の駐車場には停められない盛況で。
で先週末の極上のワイン達は
・Guilem de Fargues’96 Lur Saluce
・Chateau Haut Bages Averous’86 Pauillac
Musigny’76 Comte Georges de Vogue
・Nuits St Georges’64 M.Javouhey
・Chambertin’64 Louis Trapet Pere & Fils
・Veuve Clicquot Ponsardin Brut’75
・Vosne Romanee Les Suchots’85 Antonin Rodet
・Barolo Sperss’91 Gaja
ゴールデン・ウィークのお休みで、5月は厳しい展開を強いられておりましたが意外な葵祭りのおかげ?でしょうか金曜とは比較にならない挽回を。
前半からカウンターが詰まる展開にお料理をとにかく段取り良く、それに尽きる思いでしたが結果ワインを十分にお楽しみの方はやはりご常連さんのみで。
イケムのリュル・サリュース伯の造るもうひとつの辛口の白のギレム・ド・ファルグ。’96も未だ残されていたのに驚きながらも素晴らしい熟成を醸し出し。ソムリエ試験、対策のマダムはこのファルグの記載にひらめかれましたがオー・バージュの存在をご存知なかったことと、抜栓にお渡ししたボトルは2本とも私のリカバリーにてお手元に。ワイン塾では、試験対作もそうですが練習法も伝授されるべきかと。失礼。
お約束のミュジニは、何時ものムッシュ。以前のルロワの’76ミュジニをお楽しみになられた彼は、やはりこちらを。個人的にはやはりこの2本の造り手はおそらく。そんな思いも楽しいテイスティング、何とも高尚な。
もう、やはり仕入れない!このネゴシアンは。そんな2度目のテイスティングでした。’64のニュイ・サン・ジョルジュ。
ご縁は面白いもので、先日のロマネ・コンティの会にご参加いただいたマダムは今宵明日の休日の為、ゆっくりのムッシュと楽しまれ。 つづく