Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

きりが無く

本日のお昼間も体調を考えてジムに。日曜が挟まりおそらくは次回汗を流せるのは月曜かと思うと金曜日は無理しても500キロカロリーを消費するエクササイズに出かけたいものです。
暇を持て余す次男は、しきりに近づいては最近急に言葉数が増え一番愛らしい時期なのではないでしょうか。まあ、子供は3歳までに全ての親孝行をするとも言いますのでもう彼もそれを終えましたが。それにしても次男は長男のハチャメチャな思考回路とは異なり物分りが良いような気がするのは親馬鹿なだえでしょうか。
で昨夜のワインは
・Paleo Bolgheri Rosso Superiore’96 Le Macchiole
・Vosne Romanee Les Suchots’85 Antonin Rodet
・Santenay Beaurepaire’79 Roche de Bellene
・Sancerre Vieilles Vignes Cuvee Edmond’98 Alfonse Mellot
以前のお連れの方のトラブルにムッシュと私も少しだけ振り回されておりますが、そんな事をお心使いいただけ最近は頻繁に。何ともざっくばらんなお人柄なだけに私自身もソツなく対応はしたく。
若いかな?そんな思いも、吹き飛ぶくらいの’96のパレオはゴージャスな香りを振りまいており。流石にサンジョヴェーゼは1割しか含まれていない、まあボルドーとも言うべきトスカーナの珠玉の逸品は曇りなど一点もないピュアでセクシーな果実味。
空きボトルのディスプレイは、何時しかロマネ・コンティのお話に誘われるもので。そんな思惑も先日のワイン会は店主の方には有られたでしょう。
ですがそこで王様をとは行きません。将来のお楽しみにしておき今宵はプルミエで。これまた、’85は流石ですアントナン・ロデの名前も2割増しと言う感じのヴィンテージの勝利。近づき易い豊満なブルゴーニュ
久々に祇園でも著名なママさんを伴われ。フォワグラのソテーなど大それたお料理をも提供させていただきましたが、大分ボトルが休むことが出来たポテルのサントネイは豹変した酸の落ち着きを。
それにしてもブルゴーニュのオールドは、仕入れても仕入れても顧客の下へ。有り難くもきりが無いのは、この職業の宿命?
〆はアルフォンス・メオのサンセールの白。ボルドーの白の面影も見え隠れ。偶にはこれも。R