Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

儚げに

本日のお昼間は、税理士さんとの月1ミーティング。何とか3月は黒色の数字が見れたようで、また昨年10月の株式化からの半期でイーヴンの動きも伺える流れには安堵を。ひとえに皆様のお陰でございます。
で、その後は銀行へ。帰り際の自宅前の琵琶湖疏水沿いの桜は、早くも儚げな世界観を見せ初めており。まあ、またこれはこれで疎水を流れる白い花びらが美しく二度楽しめるのもシュチュエーションの良さかと。それにしても今年は、短く為ってしまわないだろうか?せめて今週いっぱいは浮かれた気分にも浸る季節であって欲しいものです。
で、昨夜のワインは
・Beaune Clos du Roy’88 G.Prieur
・Chateau Gazin’99 Pomerol
トイレのお手拭紙タオルの使用量からゴミ箱を覗けば、今夜の状況が解る。そんな一言から始まった何時ものムッシュ。お越しになられるのは、通常やはりお姉さんがお店をあがられてから。なので昨夜の難しさも一目瞭然でしょう。まあ、この”つぶやき”をご覧いただければ嘘偽りない売上に関しても概算は見積もれるでしょうが。
面白いものです、嘗てはカリフォルニアのパワフル・カベルネのみの彼らが何時しかブルゴーニュの熟成の世界の扉を開けられ、今ではそんな柔らかくも繊細な味わいのものしかお飲みに為られなくなり。そして今宵はこのギ・プリウールのプルミエ’88を。しかも、的確な味わいの判断を為されるまでに。比較的、こなれた価格での仕入れのこの1本。基本的にはこちらにはいつもお支払いいただくお題は大抵が決められております。その代わりワインの銘柄はほぼ全てお任せいただけており。
掲げられた数字と言うものは、本当に面白くもまた理にかなったことが多いものです。ただ、その中にお値打ちの1本が偶に存在するのがまたこのブルゴーニュの面白さを一段と。
パリっ子も日本での契約の期間が今年で最終のようです、本当に良くしゃべる彼ですがひょんなことからの飲み友達のようになったものです。今宵は、何時も以上にお飲みの様子でハーフにて終わりましたがお好みの右岸を。味わいのグローヴァリゼーション化で、様々なスタイルが見かけられるポムロールも彼らには色々な思いがあるでしょう。個人的には選択肢の拡がりは楽しくもあり、最終は消費者が決めることでしょうから。ガザンは変わらない姿で佇んでいますが。 R