Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連日の’76

久々に比較的早めの時間に帰宅でき、ままそれでもベットから出るのには意識が必要ですがジムに。お腹の膨らみを何とかしたい!そんな思いとは裏腹に美味しいものを食べたい!その為にも効果の程は解かりませんが・・・。
40分の自転車こぎの最中のお昼のテレビは朝青龍さんの話題で。昨夜のドクターにも話題を提供しておりましたが、如何なものなのでしょう?29歳とは、まだまだこの先いくらでも。そんな成功者のお一人とも思われますが。
さて、昨夜の久々のボルドー
・Chateau Leoville Las Cases’76 St Julien
前半からだらだらと流れた昨夜の時間は、中盤に素晴らしいワインを飲ませていただきながらも後半もまた辛抱のお相手だったような・・・。
お恥ずかしながらもハウス・シャンパーニュのボランジェのスペシャル・キュヴェを切らしてしまい、急遽シャルトーニュ・タイエのフィアクルと言うキュヴェでご容赦いただきながら名古屋にお住まいを変えられたドクターとしばしのお時間を。こんな機会に名古屋での酒場事情は、ほんの少しお伝えされていきます。
中盤の何時ものドクターは、今回がMRさんの担当替えによる取りあえずのお二人でのご利用のひと段落を。ですので、今宵はMRさんに選択権が委ねられる晩で。
’76産まれのMRさんでしたので、選択肢にも’76は含ませていただきましたが困ったことに’76は随分手持ちはあるのですが、如何せん強烈な銘柄ばかりで意外に選択肢に漏れてしまう状況に。ロマネ・コンティとまでは言わずともペトリュースやサロン、ルソーのシャルムやDRCのリシュブールなどまあ男性2人で飲むには・・・・。そんなコレクションはズラリですが。ですので結局久々のボルドー2級に位置する、スーパー・セカンドなる”グラン・ヴァン・ド・レイヴィル”を。現当主は正に250年目の格付けの真偽性を問う人物のようですが、まあそれも頷ける味わいを比較的どのヴィンテージも醸し出す同じく2級に位置し畑もお隣のラランドと供にとても重要なシャトーかと。
未だにコルクの状態もほぼ完璧で、綺麗に熟成されたほろ苦い大人のビター・チョコレートをイメージさせる鮮やかな1本。先日のルロワとは、また異なるもののこの所ボルドーの出番は非常に少ないですが偶の機会にはやはり感心させられることしかりの極上が控えているもので。 R