Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

後半の優美な銘柄

本日も意識したジム通いをこなし休む暇なくの慌しさも感じながら。
特に変わった仕事等が、入らない普段の我が家の昼過ぎは長男の小学校からの帰宅を待ちしばしの時間を過ごしてからの身支度にはいるのですが本日は彼の帰宅とともに異様な香りを夫婦で感じ取り。
私にも有ったとは思うのですが、未だに食事の際の汚れを袖で拭う癖は彼は治らず。本日の給食のメニューに魚介が含まれていたことを一瞬にして察知いたしました。厳しい指導も辞せず・・・。
さて、昨夜の柔らかいワイン達は
・Pommard Les Epenots’96 Antonin Rodet
・Barbaresco’83 Gaja
・Beaune Tourns’80 Leroy
加齢臭、それは60代になってから出るもの!とおっしゃられていたムッシュですが、既に私にも有る気がいたします。そんな話題でマダムのお越しを待ちわびる男2人も微妙な感じはいたしますが、リスンさんで働かれているマダムのご来店と供に白檀の香りに包まれ。個人的にお香の香りは、好きなものでして。
で若めながらも同じ’96でも本当にブルゴーニュは造り手で変わるものだな、そんな心地良さの感じられるポマールのプルミエ。個人的には意外に地味な存在のネゴシアンの方が好みかも。
煮え切らない微妙なカップルのお邪魔せずに・・・。そんな時にお越しのマダムは本当に清涼剤で。悩まれながらも今宵はバルバレスコの熟成をご一緒に、比較対象も色々ですがやはりイタリアの帝王は何時も私好み。
2:00過ぎの1時間後のご予約はやめて!そんな返答をいたしましたが、何のことはない15分でお越しの何時ものドクター、どろどろのシラーズでマダムを待たれて勢いのルロワを。並みの造り手が仕込むと何のこともないアペラシオンなのですがね、ヴィンテージのスタイルもありますが買い付けボトルながらも彼女のエチケットが張られた瞬間にワインは魔法に掛けられたかの如く。何時も何をかを感じさせられる、そんなシンプルながらも意識させられるルロワのエチケット。

             Sommelier R.Imamura