Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

続き

ただ、このことに流石のムッシュは気付かれておられ。物言わない液体ながら孤高の姿が待つことの出来る方だけに語りかける。
ただ、残念だったのは今宵唯一の裏切りのような’95のフラットな味わいに。ハーフだったことにも関係はあるのでしょうか?時間が余りにも少なかったのかもしれませんが、今現在は閉じこもっているような感じのオーパスに他の2本の面影は全くございませんでした。仕方が無いとしか言えませんが、何分中々高価なボトルだけに・・・・・・。
でこんな高貴なテイスティングの最中にも先日の失態がございました、深夜の貸し切り状態のゲストのマダムがお顔を出され。グラス1杯ながらも深夜のお客様からのお呼び出しに颯爽と。
また、いつものドクターの皆様は1本で終わられましたが”変わった銘柄での酸が低いもの”とのご所望にオーストリアでありながらも中々の濃度を併せ持つクラッハーの珍しい赤を。貴腐に於いては最上の彼らの赤もまた異なる世界感を。

               Sommelier R.Imamura