このあたりから私もおかしく為り始めており、失礼ばかりで。
挙句にお好きなポール･ロジェも’９８ながらご一緒させていただきました。
で最終はプロヴィダンス’９４。彼の初リリースが’９３かららしいので、２度めのヴィンテージですね、やはり成案者の方がわざわざお越しいただく時には１本ぐらいはお持ちしていたいもの。今回は私のお店は何のオファーもございませんでしたが、色々ありながらも彼の造るワインは中々素晴らしいのです。ＳＯ２を使用しておらず、と言う触れ込みはあまりにも使い古されているかもしれませんが確かに他のボルドー･スタイルのワイン達とは明らかに進み具合が異なり、数年前でもそうでしたがこの’９４でも”いつまで持つだろう？”そんな感覚を得たものです。ただ、今回のこの’９４も以前と変わらず絶妙なバランスの熟成を保っており、柔らかく洗練された目指すべくサンテミリオンの白馬への畏敬の念すら。
悪気はなかったのですが、楽しんでいただけていれば。うん、大分自腹も切りましたが。
最後にこの晩お断りしてしまいましたゲストの皆様にも申し訳ございません。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
