ミシュランさんの京都・大阪版の３ツ星が発表されましたな。流石の京都の一流料亭さんが、獲得されておりましたが２つ１つの星を獲得されたお店のほうが一段と興味深いです。まあ、取りあえずは何より３ツ星を獲得された方が私のお店にお越しになられる方がおられたことに祝福の気持ちを込めて。何らかの形でも良いので、京都の景気が上向くことを期待いたします。
さて、休日は１日早い長男”青龍くん”の７歳のお誕生日を。相変わらずの彼ではありますが、まず７歳まで健康に成長してくれたことに感謝いたします。ささやかに妻とベル･エポック’９０のハーフで乾杯を。
で連休前の土曜日は悩ましく
・Ｃｈａｔｅａｕ ｄ’Ａｒｍａｉｌｈａｃ’９４ Ｐａｕｉｌｌａｃ
・Ｎｕｉｔｓ Ｓａｉｎｔ Ｇｅｏｒｇｅｓ Ｃｌｏｓ ｄｅｓ Ｃｏｒｖｅｅｓ’８８ Ｌｏｕｉｓ Ｊａｄｏｔ
うーん、何ともお近くのワイン･バーは一杯だったとのことでしたが私は閑散と。ご心配も人事でしょうが、考えさせていただく良き機会と思い意固地にならないように。
久々のボルドーですが、そろそろ思い切って使えるボトルも随分あるような。ここに来てやはり生産量の違いをブルゴーニュとは歴然とではありますが１５年の時間にもまだまだ力強さと頑固さも。
２２万本もの生産量を誇るこのシャトーは、１級のムートンが仕上げることでも有名ですが近年までもおそらく格付けシャトーの中でももっとも軽やかな銘柄とも。個人的にはこの辺りのエレガントさでなければ、パワフルすぎるような気も。
片や５０ｈａの先のシャトーに比べ僅か５ｈａのこのクロ･ド･コルヴェは、そういった意味からも味わいのみならずの感が。今ではプリューレ･ロックのイメージが強くジャドのこのプルミエに対してもとても興味深く。おそらくはやはり若いうちはハードで頑丈なこのエリアのプルミエ･クリュも流石に末広がりの’８８ともなればヴァイオレットが。何とも美しい芳しさながらもお姉さん方はどうやら辛党で。韓国料理の出前が運ばれて参りましたが・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
