Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お詫び

本日と昨日の営業開始時間が、20:00ごろからと為ってしまいました。前半にお越しになられた方がおられましたら非常に申し訳ございませんでした。一身上の都合としかお伝え出来ませんが、私自身は精神的には色々と考えさせられ自身の反省も致しておりますが至って元気です。
明日からはこのようなことが無い様改めて素晴らしいワインと皆様との架け橋に成れるよう一段とサービスに努めさせていただきます。これに懲りずにご愛顧いただければ幸いです。
さて、昨夜のと言うかもう一昨日になってしまいますね。これがまた恐ろしく閑散としており。
ましてやお越しの方々は本日の売上には計上不可能と申しますか後日の日付にての・・・・・。
珍しく同い年ながらも”お姉さん”とお呼びになられる関係の芸妓さんを伴われたいつもの芸妓さんは、変わられない飲み方にて。
まあ、正直お座敷などの宴会では私などには理解に及ばないワインの銘柄を色々な飲み方にて楽しまれることも頻繁ではないのでしょうか?お話半分でもそんな様子が。
ですのでこう言った祇園街の方々は意外に淡い繊細なワインがお好みで。彼女に至っては基本私どもでは白とシャンパーニュのみで。しかもシャンパーニュも基本はノン・ヴィンテージが常で何時ぞやは’82のRDは甘すぎて!とも。白もムルソーとモンラッシェがお好みでしたがルイ・ラトゥールの’85のバタールも濃すぎて!そんな調子ですので基本はボランジェとニュージーランドソーヴィニヨン・ブランが有れば事足りる。そんな愛すべき芸妓さんではないでしょうか。
結局、今宵は何とか相談のような様相でしたが現実的なお悩みはやはり景気の流れもそうですが必要経費に計上されないお着物の購入のようで。まあ、正にピンからキリまでの世界でしょうし、彼女達の厳しい縦社会の意味合いも私なりの理解はさせていただけるかと。
うーん、やはり一番恐いのは火事かとおっしゃられたのは妙に納得させられましたが。ワインの世界も同様でしょうから・・・・・・・・。

             Sommelier R.Imamura