滑らかで芳しくメルローに求める芳醇な甘みをたっぷりと蓄えた極上の１本。ひょっとしたら久々のボルドー・グラン・ヴァンだったので評価が甘めに出てしまったかもしれませんが一時中抜けにお姉さんのバースデイを祝いに行かれたムッシュを他所に紫煙を揺らす二人で。
で待たせていただく間にデキャンタは、きれいに。ちなみにお祝いはクリスタルの’００だったようで、それもそれで羨ましく・・・・。
なので〆をお願いのような。シャンパーニュもよろしいのですが、ソーテルヌのトロリとした甘美な味わいがシガーの影響もあり、是非是非。
熟成感は正に美しさを丹精に映し出すピークだったのでは？’６０年代ならば若干の砂鉄のような凝血を感じさせるのですが、そこまでのひねは無くアカシアの蜂蜜にクリーム・ブリュレ、なんとも優美なハイ・カロリー。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
