Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連休いただきました

祝日を絡めて連休をいただきました、偶には親孝行も兼て両親も誘い昨年も楽しかった鈴鹿サーキットへ。お天気はそれほどでしたが夏の思い出をひとつ。
休肝日とはいきませんでしたが、ビールのみの珍しい今村家の会食で。ま、何れにしても事故なども無く渋滞にも苦しめられずでしたが休み明けは何時もながら体がだるく感じてしまうのは私だけでしょうか?
さて、先週末を思い出しながら
・Meursault Desiree’98 Comtes Lafon
・Morey Saint Denis Clos des Monts Luisants’95 Ponsot
・Corton Clos des Cortons’91 Faiveley
・Salon Blanc de Blancs’95
土曜ながらも祇園祭も明けて何とも穏やかな。前半はこちらのお越しに楽しませていただきましたが、相変わらず面白い。前回はお支払いのほとんどを¥1000−札にて100枚はオーバーですが80枚ほど。まあ、これはまだウケ狙いも頷けます。今回は店舗用のコインカウンターに¥500−玉がびっしりと。プラスチック製のコインカウンターも合わせてならばOKとお伝えしましたが、これも最終のOKかと。¥100−玉はNOです、あしからず。
で、上手い事値切っていただいたのはよろしいのでは。ラフォンのデジレ’98。やや、穏やかなヴィンテージの印象は変わりませんがそれでも流石のコントを冠する造り手だけあり洗練されたふわりとした香りはヴィンテージ特有。生産年によっては濃すぎるような思いもありますが、今宵、スタートの1本には贅沢すぎて。
ダラダラと過ぎて行く土曜の晩ながらも最終はあの茨城からのドクターが。前回は潰れてしまわれ、残念なサロン’90マグナムは私の肝臓が大半を分解したのでは?で、今回はリベンジにサロンをレギュラーながらも’95にて。前座にはこれまた極上のポンソのモンリュイザン’95の白。熟成し白胡椒のアロマがスパイシーでありながらも舐めるような蜂蜜のニュアンスはこれまた。
赤はフェヴレイのコルトンの中のコルトンを。’91のハーフなんかも残っているのはネゴシアンの強みでは。桜の風景も移ろいながらの梅、そして牡丹の流れに若さを感じられます。ただ、そこにグラン・クリュ特有の高貴な余韻がエレガントな造り手の代表格かと。今宵は丁度良く。R