Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

最上の晩

ベスパの調子の悪さに汗だくで近所のスーパーからの買出しを。最後は家まで押して、不快指数100%の本日は妻の機嫌も悪く微妙な・・・・・。
さて、そんな前夜は比べ物にならない極上の晩に
・Vosne Romanee Clos Parantoux’87 Henri Jayer
・Meursault Perrieres’98 Albert Grivault
・Chateauneuf du Pape’78 Chateau Rayas
・Dom Perignon Enotheque’66 Moet et Chandon
・Chateau MoutonRothschild’43 Pauillac
ため息の羨望の眼差しの高級ワインの数々、上を見ればキリはないのですが今回はなんと言ってものボトルも含まれており。
今月は何を?そんな期待すらさせていただけるムッシュは、分割ながらも数ヵ月後の神様の命日を予定されクロ・パラントォーを。市場価格を見れば確かに妥当な価格なのかもしれませんがお取り置きの特別な1本を。
久々のソムリエ夫婦は、引きの良いボトルのペリエールを。偶には世間話程度にお越しになられたら。
貸切閉店に追い込まれるような素晴らしきボトルをここから。全開は’82で今回は’78とは何とも厳しき。不安要素もございましたが世紀の1本のジャック・レイノーを。偉大とはこのことをとも言わんばかりの噴きを確証させながらも未だに活き活きとした果実味にまだまだゆっくりと楽しまなければならないポテンシャルを随所に秘め。もう1本の所有者のムッシュには我慢が求められます。
勢い合わせてエノテーク’66も。何ともクリーミーで極上のノワゼット。何時どんな時でも特上のドンペリニヨンは流石と認めざる負えない存在。
戦中最高の年であり私の母親のヴィンテージ、’43は先月のラランドに続くメドックの2級で。”所詮2級!”そんなお言葉もこちらのドクターには言わせしめてしまうのも仕方なく。まあ事実ですし、ただここは何を於いてもノスタルジー。未だに生き続け、まだまだこの生命を10年後にも保ち続ける、それがボルドーの良くも悪くも・・・・。
後ほどお越しの皆様には申し訳ございません、帰り際のタクシーさんにお乗りの顧客の方の出会いがしらはそんな気持ちを助長させ。
ですが何よりも何時もながら顧客の皆様ありがとうございます。 R