Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

安心いたしました

正直、苦しみぬいた5月でした。まあ、このご時勢です6月もまた同じような状況も有るかと覚悟はしておりますが。
さて、昨日の休日はゆっくりするつもりでしたが土曜の帰宅は7:00前でしたので結局睡眠はとったのか良く解からないぐらいの。ただ、長男を連れて散髪と月一の親子作業の祇園街界隈のダイレクト・メールのポスティングに。長男の手伝いは非常に助かっており、ある種の楽しみを見出しているようで。逆に次男の連れていけ!の泣き声が我が家を支配しているのが車内で後ろ髪を引かれます。
さて、5月の最終日の荒れた晩は
・Pommard Les Jarollieres’88 Henri Boillot
・Chateau La croix de Gay’75 Pomerol
・La Dame de Montrose’86 St Estephe
・Chateauneuf du Pape Blanc’92 Chateau de Beaucastel
・Beaune Boucherottes’66 Emile Chandesais
”つぶやき”中の開店前のお越しのかなりご無沙汰なご夫婦はハーフを3本。マダムの酒豪ぶりはお変わりないもののムッシュは最後はふらふらに。古くからのワインラヴァーだけに時代の隔たりは感じさせられますが、十分にワインへの愛情は感じられますよ。
前半は落ち着きながらも中盤からは随分お電話にてお断りをさせていただく状況にやはり5月は予想通り後半の動きが重要でした。手が付かずマダムお二人へのお相手は疎かになり、貴重なポマールは残されてしまい。上手いことお一人のムッシュへの極上のグラス・ワインへと変化して。
ああ、この方が最も数年ぶりのお越しでしたが先方は私のお店は閉店したのだと勘違いされていたようで。ただ、こちらもお元気なお噂だけは聞いておりましたが、そう数年前のニュースでの烏丸の自社ビルに張られた告知の紙と供に流されたニュース以来ですから。随分、可愛がっていただき思い出されることも沢山。何よりもいやらしいかもしれませんが’05のフランス研修の前に”ワインを飲んでおいで”と¥100、000−のご祝儀をいただいたことのお返しが未だに仕切れていないような・・・・。
お元気で何よりでした。奥様ではないですが、何時もご一緒のマダムとも変わられない仲のようで、これもこれでいいのでしょう。