Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

’77

朝方より次男の様子がおかしく嘔吐をしていたらしく。8:00ごろには私が寝室からダイニングに抱っこして降ろしたのですがその際はそんな様子もなかったのですが?
時期的に心配な内容もございましたが、お昼間には食欲も出ており熱もないようなので様子見かと。
あと、この不景気に我が家にもう1台の足が。随分お安く譲っていただいたのですが100ccのピアジオのベスパを。明らかにご近所の足代わりではありますが、二人乗りが許されるのがこの排気量の素晴らしいところ。トライアンフのエンジンすらかける暇なしなのに・・・。
さて、昨夜の宴会は
Musigny’77 Daniel Moine Hudelot
・Chateau Calon Segur’77 St Estephe
・Mumm Cordon Rouge’75
インフルエンザの影響も追い討ちか?オルトさんの谷村シェフも自棄酒をされていたようです。私のカウンターも深夜までは変わらない寂しさで、その後に宴会が。0:00以降にお断りするゲストには申し訳なかったですが。
この方も私のカウンターを支えていただく大切なゲストのお一人かと。また、この義理堅さがお付き合いの意味を感じさせてくれます。
ある方々とのワイン会は今回は彼のお誕生会を兼ておられたようで、私からはアラン・ロベールのレゼルブ’90の1500mlを。こんなこともあり深夜からの飲みなおしに。
’77も幾らか有られたようですが、このクラスの極上は如何に?セギュールは残念ながらブショネでした。許される範囲とのお声もありましたが、やはり時間の経過と供に厳しさが。
ましてやお利口なこのドメーヌのモアン・ユドロながら流石のグラン・クリュ”ミュジニー”穏やかに仕上がったヴィンテージながらも開けたてから可憐に舞い上がるスミレの芳香はグラスのみならず辺りを支配し。
最後は酒豪のみに為られシャンパーニュを。ああ、まあもう収集もつかないので良いか。コルドン・ルージュのオールドも無くなってしまった。稀少なカサブランカは〆の蜂蜜でコルクはマダムに抜いていただきましたが、泡の圧などもうほとんど無いのです。ワイン好きな方には機会が有られればこんな実体験もきっと楽しいのでは?ただ個人的には前回の’85をお抜きさせていただくときに久々に”ポンッ”と威勢は良くはないもののお恥ずかしい限りで。 Sommelier R