Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

二十歳か・・・・

本日は本当に花粉症の症状がかなり改善されており。お昼間は次男とお使いに近所まで、ゆっくりながらも道と歩道の境界の膨らみの上を一生懸命歩いていたのが印象的でしたがまだまだ体力はミニサイズです。
あと、長男の先生の家庭訪問が行われ私もお話ぐらい聞こうかな?と思っておりましたが地下セラーの掃除をしている間に早めのお越しであっという間に帰られたようで。家庭訪問ってそんなに短時間だったでしょうか?お茶すら飲まれなかったようですが・・・・。
さて、昨日は何かダラダラと
・Chateau Haut Batailley’89 Pauillac
店舗の性格上と言うかソムリエの性格と言いますか、相対的に男性のゲストのほうが歴然と多い私のカウンターですが男性お二人でグラス2杯ぐらいで終わられるのも仕方がないですが、正直とても残念です。まあ、それぞれに酒量は限られているとは思いますが個人的には理解し難く。女性ならいざしらず・・・・・・。
そんな立派な大人の方々を尻目に今宵はかつての部下から紹介いただいた二十歳のカップルが。パッと見は彼女の方が少し年上の感じがしましたが同い年の爽やかなお二人は今宵彼のお誕生日で。
’89の赤ワインをリクエストいただいておりましたが流石に3年続く偉大なヴィンテージの真ん中だけにご予算が色々で。ただ、まあ若いお二人の記憶に留めるお誕生日なんて素敵じゃないですか。ちなみにプレゼントは無かっようですが、だからこそ出来るだけの対応をさせていただきたくなるものです。
記念日に初めてのバースデイ・ヴィンテージをサービスさせていただいたのも有り難く、私の拙いお料理では申し訳ない限りではありましたが・・・。
今回はセラーにあったルモアスネのメルキュレ’89かこの5級シャトーが自宅地下にあったことを思い出しておりましたのでお持ちしていて正解でした。西村さんから訳ありの仕入れルートだったようですが、50mmのグラン・ヴァン・コルクは綺麗に浸透しておりデキャンタージュと供にその20年の歳月を花開くシガーのフュミドールを開け放つような。
彼は理系の研究者を目指すそうですがワインのデキャンタージュに関しても原子レベルのお話をされており。彼女と私は絵に描いたような文型なので、フーンという感じでしたが。ただ、まだまだ詐欺師のような私を論破するには至らない愛らしさも兼ね備えておられ。R