Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

セカンドながら

このところのお天気の良さにお昼のジム通いは、自転車を使うこともしばしば。今まではミニで行ったりしておりましたが5分も掛からない距離だけに当たり前ではあるのですが・・・・。
まあ、帰り道の買出しや花粉の猛威から逃れるのも理由としてございましたので。
さて、閑散とする昨夜はご常連様のムッシュのお越しに”今日は酔っていないね”との一言がありました
・Pavillon Rouge du Chateau Margaux’79 Margaux
ああ、やはり閑散とする日がございますので先日のようにお席の都合上お断りせざる負えないのは残念でしたがありません。ただ、物理的な問題と対応の不可能な面は理解出来ておりますので、無いものねだりではあるのですが。
相変わらずの芸妓さんは4月の忙しさを乗り越えながらも迫る私の次男と同じくするバースデイが。この日は29日の祝日の為、お休みをいただくつもりですが彼女のお誕生日はどんな日になるのか興味深くもありますが。
合わせて迫るゴールデン・ウィークなのですが基本的にはカレンダー通りの商魂薄い感じですみません。ただ、5日は既にご予約がございますのでお開けする形に。何かご予約いただけるようでしたら他の日も検討はさせていただきます。如何でしょう?
そして大分酔われた感じのムッシュでしたが、今月の特集のブルゴーニュの欠品に驚かれておりましたがやはり今宵もお好みのボルドーを。これはこれでありがたく、揃えられたボルドーの銘柄もつついていただく方がおられないと私とて困りますので。
悩んだあげくのマルゴーでしたが、セカンド・クラスのパヴィヨン・ルージュでもこのくらいのオールド・ヴィンテージであれば流石の出来栄えに開けたてより。
個人的には最初の還元臭が気になり、味わいもヌメッとした質感が。ただ、ここでのデキャンタージュは意味がありみるみるうちに妖艶な姿が現れて。彼自身もおっしゃられておられましたが、やはりマルゴーの香りの素晴らしさは他の1級シャトーにもあまり見られない特徴かと。確かに先日の’85などは正しくそんな印象でしたが、そこまで行かなくとも十二分なこのお買い得な弟分で。
この後も縄手に消えていかれましたが、まっすぐ帰られたほうが良さそうな気も・・・・・・。

          Sommelier R.Imamura