Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵も極上を

はあ、何とも疲れが貯まってしまったかのような週前半に何とか何とか大量の納品を自宅の地下セラーにしまい込み。
背中の痛みが自覚症状でございましたが、そろそろ暑さも気掛かりなこの時期は検品も兼ねた6ケースの計70本ほどのボトルにまたもや税理士さんの小言が聞こえてきそうです・・・・。
さて昨夜も極上のワイン達に息つく暇も無く
・Screeming Eagle’98 Napa Valley
・Krug Grande Cuvee
・Nuits St Georges Les Corvees Pagets’99 Robert Arnoux
・Chateau Grand Puy Ducasse’61 Pauillac
・Vintage Port’75 Adriano Ramos Pinto
前半からビールとお料理と言う何か違和感を感じさせられながらも汗だくの対応でした。不意のお越しのムッシュに気持ちをリセットしていただけるここからが本番ではありましたが。
結局3月越しながらもお約束通りのカリフォルニア・カルトの最高峰を今宵またもや。’98はもう数度のテイスティングに姿は捉えておりましたがまたエレガントでボルドー右岸をも想像させるこの柔らかさに加速する飲み込みではありました。ブランディーまで数杯交わされる今宵は飲みすぎかと。
お恥ずかしいながらもボランジェを切らしてしまい。苦言もございましたがクリュッグも偶には。当然ながらもふくよかさで。
今宵は1杯だけとのお話も結局ハーフを。ロベール・アルヌーのプルミエは’99の出来のよさを否めない品の良い甘いラズベリー・リキュールで。
後半はまたもや彼らは大人数で。どうやら今宵も大分飲み込まれておられましたが、私のお渡ししたグラン・ピュイ・デュカス’61は不評だったようで。ご丁寧にも残されたボトルをお持ちいただけたのでもちらんテイスティングを確かにロンドンのベリー・ブラザーズによる瓶摘めのネゴシアンラインでばらつきもございましょうが、想定内のお味ではありましたが。まあ、お取り置き頂いていたムッシュへのお渡しが出来て幸いです。
〆に相応しい甘美なヴィンテージ・ポート。まあ、最終は穏やかな状況でしたが荒れた後半はそれはそれで良しとしましょう。個人的にも楽しませていただきましたので。
ああ、デキャンタをひとつ破損してしまい。  Sommelier R