Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

行ってらっしゃい

またもや私事なのですが、本日の青龍くんはいきなりのお休みを。寝起きの悪さは嫁譲りなのですが、起きない彼を妻が腕を引っ張ったら間接が抜けてしまったようで。向かいの病院で事無きを得たのですが、早々と皆勤賞は喪失してしまい。
私はと言えばそうとも知らずに寝ているところを”お父さん手が痛いねん”との枕もとの言葉に眠りたいしお母さんに言ってねとほったらかしてしまった冷たい対応に事実を聞いた昼からどんよりとしてしまいましたが・・・。
さてまたもやの花粉症の再来に苦しんでいる昨夜のワインバーは
・Cohiba Siglo1
ワインバーと言うかシガーバーの瞬間も往々にして見かけられるのは事実です。中盤は都をどりの合間をぬられての芸妓さんのお越しに、やや振り回されながらもまあ、この年頃の女性の悩みは皆さんご一緒で。ただ、幾分世界感にはずれが有るのは現実ですが。
後半のマダムのほぼ愚痴にも近いお相手には答えが難しく。ご一緒にお越しの際も中々対処に困憊するのですが、お一人では一段と。
救いのようなお越しのムッシュには申し訳なかったのですが、今宵は東京への進出の為の最後の晩のようで律儀にご挨拶を。一応、第一声は”いやー、部屋中パンダだらけでさ”とお引越しのダンボールの柄に選られた何ともウイットに富んだ。
それにしてもお越しの際には二人してシガーを燻らせたものです。ムッシュはコヒーバの短めの銘柄に終始されておられましたが、いつも失礼ながら倍くらいのサイズのチョイスを自分にしてしまい。
深夜に連れ出していただいたこともございましたが、何しろお一人での会話に見識が随分あられお隣の方にも失礼のないように巻き込ませていただくと会話に華が咲くとは彼のような方のことを。
コンピューター関係のビジネスは私には全く解かりませんが、偶には京都の晩もあられることをお待ちしております。もちろん新たな舞台での成功も間違えないでしょうが。
残り物のような感じではありましたがグラーヴのラ・ルヴィエール’93は前日抜栓の為かピークを見せつけるシガーに寄り添う良きパートナーかと。

             Sommelier R.Imamura