Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

跪いて・・・・

暖かく今朝の帰宅時には、厚手のダッフルコートでは汗ばむほど。昨夜から微妙に恐怖の花粉症の症状が見え隠れ。今年も辛い季節が目の前かと。
本日は来月のカウンターに下げる絵画の額装に。数年前までは毎月お世話になっておりました額屋さんへは、最高のお天気にトライアンフで。それにしても4月頃の車とバイクの車検が同時にかかってしまうのもまた切なく。
さて、昨夜の金曜の素晴らしいワインは
・Jacquesson Non Dose’90
・Montrachet Marquis de Laguiche’89 Joseph Drouhin
・Beaune Montee’83 Gaston Boisseaux
・Chateau Leoville Las Casses’91 St Julien
新年のご挨拶がこんな時期に為ってしまわれましたが、お忙しくされるドクターのムッシュですので。お料理の心配をお掛けいたしましたが、出来る限りのコース形式にて。ブイヤベースとスペアリブまで目いっぱいのお料理ながら完食には流石のバイタリティを。
今宵はお持込のジャクソンのノン・ドゼ’90。偉大な’90はやはりまだまだ早く、確かに今でも美味しいのですがややもったいなく。ですが、ノン・ドゼはあまり見かけない珍しいキュヴェ、興味深い個性的な滑らかさには驚かされ。
今夜も甘えさせていただく結果に。ただ、実際は一昨日同様正規の価格ではいただける訳が無く。まあ、このクラスのワインをご所望いただける顧客の特権とも。
ラギッシュ公のモンラッシェ’89、コルクの破損には感じさせられる何かもございましたが香りはともかく味わいは流石の一言。白ワインの最高峰はやはり跪いて飲むべしの台詞に相応しい洗練された余韻を。
正に細い線ながらも何処までも続くふんわりとした果実の味わいに時を忘れ。ただ、彼らはこの後コスプレの日のお姉さんのお店へ・・・・・。
少しご無沙汰のムッシュは、お土産に中国のワインを。長上ワインはアジア圏でも評価の高いワイナリー、チャーミングな果実味に十分な感想が。
ただ、やはりいつもながらの熟成したブルゴーニュには完全にかき消されてしまい当たり前ながらも順番の大切さを。村名ながらも豊満な果実味はやはり偉大なピノノワール
もう、微妙に吐かれておられ。親しき仲ながらもラス・カーズがもったいなく。無理しすぎです! R