Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

不況

何とも一喜一憂とはこのことで。昨夜は一昨日のことが嘘のように閑散と。遂に私もこのご時勢の不況を感じずにはいられませんでしたが、ありがたいご予約も幾つかこれからお伺い出来ておりますので・・・・・。
さて、そんな気持ちもございましたので少しでも早く帰宅した次の日は早起きを。偶然ではありますがお商売の神様の伏見稲荷さんはご近所でもあり本日が初午とのことで、お人の出も多く。
微妙ながらも縋る思いも込めて家族でお参りを。歩いて5分ほどの距離の為か、月に2度ほどは散歩も兼ねた形で伺うのですが偶の行事の時には屋台が賑やかで次男の落ち着きが無くなるのも仕方ないかと。
そう言えば、私はこれがトライ出来ないのですが伏見稲荷の名物なのですかね?”すずめ”さん。ニュースで聞くところによるとこの”すずめ”がもう食べられなくなるそうで。
確か2店舗は営業されているそうなのですが、”すずめ”の捕り手さんがいなくなりつつあるのと今までの購入先の中国からも何かの規制で輸入がストップらしく、在庫は冷凍分の残りだけだそうです。
妻は食べておりましたが個人的には何でも食べられるほうですが、これだけは・・・・・・。
ワインの話を少しだけ、本日の自宅へのお届けで思い出深い1本と言うか2本分が。
・Bollinger Brut Vintage’73 1,500ml
何だかんだ言いながらも毎月ワインの納品はあるもので、今回はマグナムながらも丁度1年10ヶ月前のそれほど時間は経ってはいませんが記憶に残るシャンパーニュが。
2007年の4月の後半に次男が誕生した日は日曜日で。朝方の帰宅ながらも風呂上りの妻のメールに車を飛ばして行き対面を。
その時の病室でのひとりお祝いシャンパーニュがこのボランジェのヴィンテージ・ブリュット’73のハーフでした。大きさは4倍ですが、今回は確か価格は6倍かと・・・・・・。
急ぎ足だったせいか、澱が舞う甘美なボランジェにはそれもそれで思い出深いストーリーが。

        Sommelier R.Imamura