Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

始まらない2月

ジムと散髪に行けてしまう本日はある意味では充実したお昼の時間かと。おそらく自転車でも5分もかからない距離ながらも車で通うスポーツ・ジムも如何なものではありますが。
時間の余裕で散髪も、ここ数年はこれが一番のリフレッシュ・タイムの気もします。しかもトライアンフで調子よく気分転換もしながらのお楽しみで。
さて、昨夜はそんな様子からも想像しやすく未だ2月が始まらない私のワインバーでした。
そんな中のお越しのゲストは昨夜は、奇妙なお二人で。見るからに不自然ながら忘れておりました祇園街ではお化けの日で。
言われればそうか”不思議の国のアリス”と言われなくても解かる”アラブの石油王”のふたりのカウンターは芸妓さんのおっしゃられる通り他にゲストがおられての意味があるもので申し訳なく。
慣れてくるとお二人ともよくよくお似合いで、ボランジェを傾ける姿にも007とはいきませんが年に一度の趣向をこらされた行事かと。ただ、お付き合いされるムッシュも大きな病院の理事長さんなのに大変だな、と個人的には。
そして今宵は彼女が朝から何もお召し上がりになられていないようでしたのでご所望は暖かいスープ・ミネストローネと生ハムとルコラのピザでした。最近はフレンチのコースの中にもスープは見かけないこともございますが、特にこの季節は一度体を暖める意味合いでもメニューにはおひとつご準備はしておきたいもの。トマトの風味にどっさりのお野菜を楽しめる定番かと。
生ハムは驚いたことに昨年12月の後半から使い始めた豚の足半分がもう無くなりそうで。そんなにつまみ食いしてない気もしますが。で今回は業者さんの都合もありまるまる1本を購入してしまう羽目に。確かにスライサーにより溶けるほどの薄く切られたプロシュートはワインを何本でも楽しめてしまうチーズに劣らないあてかと。
今なったお電話はラトゥールのご依頼が。お探ししますか・・・・・。

            Sommelier R.imamura