Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ’64

いやいや今週は何とか3回のジム通いに成功いたしました。睡眠時間3時間にて。嫁は若干呆れておりましたが。そして、本日は更衣室にて新たな発見を。自宅のお隣さんのご主人さんが同じジムに通うことを始めて知りました。
蛇足なのですが、何故更衣室の中ながらもこれでも見ろ!と言わんばかりの全くの羞恥心のないオジサン方には目のやり場を・・・・・。
さて昨夜は後半にお楽しみが
・Chateau La Louviere’93 Graves
・神戸で穫れたカベルネ・ソーヴィニヨンのジュース
・A.Rothschild Brut’64
デジャブではないのですが、車の出来事が有った本日には購入のお世話になったムッシュのご利用が何故かあるもので。
珍しく4名様のご利用でしたが、今宵はボトルにて。やや若さもございますでしょうが’93のルビエールはしなやかさの中に力を漲らせるタイプかと。開けたてにはおっしゃられたようにアルコール感が主張するのも致し方なく。そこから徐々に洗練された華やかさを見せ始めるのですが。
ちなみにどうしても今宵はアルコールが・・・。とおっしゃられる方には気まぐれではありますがこんなジュースも。昔ながらの生葡萄の味わいが楽しめます。(もう手持ちはないけど)
深夜2:30。そろそろ今宵は帰りましょう。そんな気持ちを削ぐドアの鐘が鳴りました。
個人的にも少なからずの憧れも含めた大先輩のバーテンダーさんでした。連れ立ったマダムとの絵柄は微妙でしたが。
予想通りの話の流れながらもお伝えすべき範囲で留めさせていただき、後は楽しませていただき。このクラスのプロの方になられると”今村君何がのみたい?”とのご注文のスタイルなだけに楽しみも倍増されます。もちろんだからこそ問われることも色々なのでしょうが。
もちろんシャンパーニュを、手持ちに彼のヴィンテージの’64が有ったはずでしたので。アルフレッド・ロートシルトの’64はもう完全に泡には見放されており濃密なアモンティリャードのように。進みすぎな印象をも讃えながらもこれもまたユニークで深夜の蜜の如く楽しい破局のお話のお供には。(あくまであくまで悪魔なので)
結局、グラッパまで突き進んでしまいシガーを燻らせながらの極上の時間ながらも帰宅は8:00で。
そしてもうひとつの困ったことは彼が’64ではなく’65だったと言うことぐらいかな・・・・・。 R