Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

大変だ!

やはり昨夜の金曜日は、前半は動かないものの中盤からやっとお店に息が吹き返したように。まあ、団体さんのお人数の関係もありお店は収拾が。
後半まで深夜のパスタ等の対応に追われ久々の小さな達成感はございましたが、妻に言わせれば”一時的なものでお客様にご迷惑はお掛けしてない?”と想像以上にシビアなですが現実の辛口を。事実、パスタを3皿全て異なるご注文でしたのでカウンターは無人の状況も。ホステスさんがたに甘えた瞬間でした。
さてそんな昨夜のワイン達は
・Charmes Chambertin’88 Camus 1500ml
・Clos du Clocher’86 Pomerol
・Chateau Leoville Poyferre’97 St Julien
・Chateau de Marbuzet’86 St Estephe
昨夜も店内はドクター比率の高い現実に後発の製薬関係の皆様には何組かお断りと言うか避けていただいた形も。
今年のご挨拶も兼ねた先生方の団体はマグナムから。このお利口なカミュのシャルムも6本の纏め買いも残り2本に。
2本目にパワフルなシラーズを挟まれた後に、今月の活躍を期待するポムロールのクロ・ド・クロシェ。マイナーなシャトーながらも個人的にはいつもしなやかで繊細なメルローの味わいを忠実に表現してくれる玄人好みのシャトーかと。
こちらも何時ものドクターながらも今宵は何時もと異なる様相ながらも何とも多彩な顔ぶれに。
ああ、あのサイト上のレストラン紹介のブログには好成績の方にはそのサイトより名刺がいただけるようですね。少し恐い感じもしましたが、会話中にだされる錚々たるお店の内容には聞いても聞かないフリも。
さてこちらのドクターにも状況を心配していただいてか、アルバイトさんのご紹介もおっしゃられましたが難しいところですね。いつもバタバタしているお店でもないので・・。
今宵のワインはボルドー2本をポワフェレで下地を作られて、2本目にこちらも今月のお勧めのマルビュゼ’86。偉大な’86のボルドーを2種並行のお楽しみが私にはございましたが、やはり個人的にはサンテステフのこもるような大地の香りには20年の熟成もまだまだパワフル過ぎて。ただデキャンタージュでの変化が顕著に感じられる1本かと。
週末は流石に睡眠時間が激減の今宵も楽しみながらがんばるぞ。
Sommelier R