Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お知らせ

昨夜は意外な方のご来店に朝方まで、飲むはめになり結局雪混じりの帰宅になりましたが。
さて、昨日のクリスマスの晩の出来事は正直まあ毎年この時期には事件が相変わらずと言う感じの。
実はどのような形でお知らせすべきか悩んでおりましたが、もう遅すぎるご報告になってしまうのですが。今年年内いっぱいにてシェフの紺野くんの退社が決まっております。実際は6月くらいには内定しておりましたのですが個人的にも今後の”ぶどうの蔵”の展望を模索もしておりましたので。
もちろん来年からもより一段とワインバーとしても営業をより強めていくつもりなのですが、お料理に関してはコース料理の廃止やややワインのあての近いものが中心になってしまいます。また、私一人でのお相手になりますので諸所の問題も否めないかと。
そんなご報告の仕方のきっかけは昨夜の営業でしたが、彼の将来の成長を少しでも考えたらと言ったら偽善的かもしれませんが悪気は無く。特別にお受けした17:30からのご予約がありながらも出勤時間は・・・・・。
その為、ゲストには申し訳ないとは思いつつもお時間の制約が有る中で私の仕上げによるコースのお料理を。また、困ったことにDMのコースの内容をお手元にお持ちでしたので変更と言う訳にもいかず。
少しづつは彼の仕事を見つめる機会もありましたので、ほぼ仕込が為されていたコースのお料理は何とかお出しさせていただきましたが正直御代をいただくのにも気がひけるクオリティだったのでは?全て完食していただいておりましたが微妙な気持ちも。ただ、間違っているかもしれませんがお飲み物はお水とビールのみの方でしたので・・・・・・。
何とか何とかの対応ではございましたが、何よりも衛生面が最重要でお味は残念ながら二の次でしたが来年からはほぼ仕上げだけの肯定を経るように友人のイタリアンのシェフ”リストランテ・オルトさんの谷村くん”の手打ちパスタや妻の手料理などもお持ちさせていただく予定です。どうか今後ともご愛顧いただければ幸いです。
本音は腸が煮えくり返るほどの気持ちの晩でしたが、もう数日の彼に何も言わないのが私の経営者としての未熟な点でしょうが、エールとしては技術的なものは中々素晴らしいものを持つ彼ですので現在26歳、よりプロフェッショナルとしての意識と人間性を期待する限りです。
      Sommelier R.Imamura