Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

コンドリュー

美味しい生ハムとサラミそしてブリアンゼッタ、今まで以上にワインの楽しみが増す前菜のようなあてを。そんな気持ちでずっと以前より購入を検討しておりました電動のスライサーを遂に。
厨房のスペースと什器のコストのことを考えると中々手がでませんでしたが、食材原価の見直しも兼ねた形で。今週中には皆様にお楽しみいただけることかと。
さて、昨夜はまたもや事件でしたが極上のワイン2本に助けられ。
・Condrieu’89 E.Guigal
・Barbaresco’99 Gaja
何時もながらの医療機器メーカーの社長さん兼ソムリエのムッシュは、一年ぶりの東京支社の秘書さんを伴われ。こちらのマダムもブルーチーズに添えられた巣蜂蜜が記憶に大きくあられるようで。
そんな皆様にボランジェにて喉を潤していただく矢先ではございましたが。事件と言うか店舗の玄関が大量の流血に。と言うよりももう液体とは言えないくらいの状況に居合わせた新規ゲストは、二の足を踏まれたほど。
どうやら上の階のテナントさんのお客様が階段でのお帰りに澱酔状態で足を踏み外され。うーん、エレベーターまでお送りすべきかと思いますが営業形態が色々ですし仕方ないか・・・・・・。
さて、気を取り直してチーズと蜂蜜にマリアージュを求めると社長ソムリエは白をご所望で。ローヌのしかもギガルのコンドリューの熟成は中々お試しの機会も有られないかと。個人的にも蜂蜜にも似た甘美なアロマを放つ、やや暖かいエリアからのヴィオニエによる艶かしい味わいに季節柄かどうもローヌづいているような。ムッシュは蜂蜜よりもコンパイ・セギュンドの西端00年記念の特別なシガーに包まれておられましたが。私は他のゲストも手前少しご遠慮を。
2本目は埃被る空きボトルのディスプレイの意味もまた効果的なガヤのハーフを。’99は以前の印象を徐々に異なるものの段階へと誘っており、少しづつスミレの華やかな香りとそれ以上に柔らかさを感じさせてくれる果実味に熟成の兆しを。
出来れば年に一度と言わずに。
後半は私の店舗にも酔っ払いになられてしまう方も。仕方が無いとは言え、やはり紳士淑女に於かれる皆様にはお気を付けあそばせ。確かに時節柄”飲まれるな”とは良く言ったもので。

            Sommelier R.Imamura