Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

解禁

例年ここまで冷え込んだ解禁はございましたでしょうか?昨夜は色々な意味でも冷え込んでしまい。帰宅時には2度との掲示にタクシーさんの行列は一段と長く長く・・・・。
・Chateau La Louviere’93 Graves
・Beaujolaise Villages Primeur’08 Louis Jado
えらく静かやな、そんなお言葉とともにお越しのムッシュお二人。相変わらず私のカウンターには、男性の比率が高く暇であればあるほど男性率も急上昇で。
さて、今宵も解禁などとは知らずにお越しの彼らにはゆっくりとシガーと共にグラーブのお利口なシャトーを。値ごろ感もあり、味わいそしてなによりも優雅な熟成香がシガーのスパイシーな香りとも相性を一段と際立たせます。
そして日も変わろうとするころに合わせたように、和食の料理人さんとドクターが。今年はそんな解禁になりました。
ダブル・マグナム、3,000mlですね。巨大なボトルは木箱に納められ、西村さんも肩に掲げるような運び方でありましたがビッグ・ボトルは主役に相応しく。’08ヴィンテージは本日の情報でもフランス全土的に難しい出来になりそうなようで。まあ、それでもヌーヴォーは例年通り変わらないフレッシュな味わいは当たり前か。
調子の上がらない私が飲んでいないことに皆様も気付かれていたかと思いますがやはり皆様もグラス1杯で他のワインへと移行され。ヌーヴォー熱も’04をピークに今年は輸入量も半減したそうです。
そんな和の料理人さんは、第二版を出版まじかのミシュラン東京が話題ですが、京都・大阪版の取材をうけられておられるようで。それでも中々出版が現実になるまでの道は険しそうらしいです。やはり、京都の日本料理の老舗の方々の賛否があられるようで。まあ、前向きな店舗に関してはメリットも有られるかと。
ただ、蛇足ですが素晴らしいお料理を提供される中々素敵な方なのですが毎回お連れのマダムのやや奇妙な行動とご来店後のいきなりのマダムのご立腹の矛先も毎回ムッシュへと。大分慣れてまいりましたが、何かこっけいな関係を感じざるおえません。失礼いたしました。

           Sommelier R.Imamura