少しこちらも間が開かれたのも東京でのビジネスの兼ね合いかと。ただ、個人的には少しゲストながらも酒飲み友達のお顔が見えないと寂しいもので。
今宵はまあ、そろそろお越しのことだろうと準備していたコート･ド･ボーヌの赤唯一のグラン･クリュ。ジャック･プリウールは’０５に訪問した際の記憶も新しく凄まじい畑のコレクションを持つ大ネゴシアン。嘗てのイメージも払拭される品質のものが多く改めて見直したい造り手かと。
幾分、円みの強い果実の膨らみと酸のまろやかさは南のエリアの特徴ながらも少し落ち着いた味わいに久しぶりにほっこりと。
ただ、後半はバタバタと酔いに拍車をかけられたマダムに追われる感じでお相手も疎かに。
最終に明日のお持込に手のワイン会があられるらしく、ワインを１本お渡ししましたが。私も知る方々のメンバーでしたので重ならないアイテムでイタリアをご指定でした。まあ、出来る限りの心を込めてガヤのダルマジ’８７でしたら気まずい思いはなさられないかと。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
