Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

動く時は

スポーツ・クラブ通いは、まだまだ始まったばかりですが黙々と自分自身の課題をこなしてはいるものの直には結果は。素敵なインストラクターのマダムに”つぶやき”をばれてしまいましたが、問題発言にならないように一段と気をつけなければ。
さて、昨夜はやはり動きが有るときは重なるもので少し間の開かれていたムッシュやドクターのお越しに通常は魔の月曜ではあるものの、ほんの少し心落ち着かせる晩に。
・Chateau Smith Haut Lafitte’98 Garves
・Charmes Chambertin’00 De Beaumont
・Bourgogne Pinot Noir’82 Nicolas Potel
・Chateau Grand Puy Ducasses’84 Pauillac
・Corton Bressandes’98 Jacques Prieur
中盤からご接待ですね。カラオケかお姉さん方のお店か?悩まれてお選びいただいたワインバーに有りがたく。強めのボルドーからのスタートはグラーヴの洗練されたシャトーを。おそらくリストの中でもこの’98辺りが最も若いヴィンテージの部類に入るでしょう。同じ銘柄で’93もございましたがお見かけする限り。デキャンタージュにてグッとタンニンの質感も上がる’98は男性陣5名様でのご利用には骨太で中々の味わいに。
2本目はブルゴーニュ、幾分繊細なグラン・クリュのシャルム。’00とは言え熟れた果実のニュアンスに格を感じさせられ。失礼ながらも華やかさのない男ばかりの店内に少しエッセンスを。ただ、様々なご質問に楽しい時間が私的にも。
やはり深夜1:00ごろからのカウンターの詰まり具合に望むべく姿が。今宵も綺麗どころを4名も引き連れてドクターは、微妙に腕を組まれておられましたが。ワイン嫌いと主張されるマダムには熟成したブルゴーニュで、まずお近づきいただいて。そんな時にやはりブルゴーニュ・ルージュは使い易く。
2本目は’84産まれのマダムに合わせて。残念ながらワインの世界ではネガティブなイメージばかりのヴィンテージではありますが、この評価もそれほどでもないシャトーでもどうですか?十分な味わいに心を動かされておられたような。まあ、前向きな気持ちが一番大切ではありますが綺麗に見守ったグラン・ヴァンは時に素晴らしいパフォーマンスを。