Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連休

またまた二連休をいただきました。三連休を兼ねて私の父が京都を訪れており長男の運動会と6歳の誕生日を堪能して帰りました。私は運が無くミニで物損事故を起こしてしまう日曜日に。ただ、悪ガキの青龍くんの美しい涙を見ることが出来たのが親として嬉く。祖父が年末に心臓の弁の手術を受ける予定でそれほど難しい状況ではないそうなのですが、青龍には”おじいちゃんは、そんなに長生きは出来ないかもしれないのよ”と伝えてことによる心の反応でしたので・・・・・。
さて、気持ちを切り替えた雨の火曜ですが先週を振り返り。
・Charmes Chambertin’82 Camus
・Franchiacorta’89 Ca del Bosco
やはり連休を挟むと動きは穏やかな土曜かと。ダラダラと動く雰囲気にやや疲れてしまいましたが、中盤にいつものマダムが気を使われボトル2本にて。何とも素敵な会話が繰り広げられておりましたが、特にご夫婦でマン島をバイクで一周された思い出にはしてやられた感がありましたが。流石、ご主人が白川でバイクの老舗カスタム・ショップのオーナーだけあられて。
いつものようにブルゴーニュを。今宵はゲストがイタリア好きとのことでしたが明らかに目線はバーガンディであり、奔放さを改めて。熟成を経たカミュは侮れなく、ましてやグラン・クリュのシャルムであればなおさら。何よりも美しい輝きの中に放たれた極上のバイオレットのブーケはお連れの方のワイン感をまた新たなものに誘う魅惑のブルゴーニュ
動きの無い私どもの状態に気を使われ、一度カードを切られた後ながらも今度こそのイタリアを。フランチャコルタ、発泡性のもので名を馳せますが今回は赤にて。ロンバルディアの極上の造り手の彼らの赤は珍しく熟成を堪能できる’89ならばまた一段と。こちらもやや濃い目の輝きながらもカベルネ・フラン、バルベーラ、メルロー、ネッビオロなどかなり混ぜこまれた仕上がりにエレガンスは存在し。優しくあたりながらも後半の余韻が力強く、フランスとイタリアの違いもまた楽しまれたのでは。
最終はやはり2:00ごろからの両手に華のムッシュが。相変わらずの賑やかなお姉さんがたにペースを摑まれてしまい結局5:00ごろまで。朝7:00おきをした私には中々辛い今宵の流れで・・・・・。

             Sommelier R.Immaura