Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

高騰の煽りも

昨日の休日は少し涼しさも次男の反応が動物に対してはっきりと見えてまいりましたので、京都市動物園に。毎回、こちらでは昼食に親子丼をいただくのですがこれがまた何とも心通う味わいで。
さて、先週末を振り返り。やはり上手く行かないもので随分バタバタと忙しく感じられる前半だったのですが、終わって見れば何のことのない結果でお商売はやはり私ぐらいでしたらそんなものなのかな?とまた、気持ち新たにさせていただき。
・Sauvignon Blanc’06 Gold Water
・Sauvignon Blanc’05 Martingborough
前半の祇園街のクラブのオーナーさんなのですが、私共では大体グラス・ワインを2杯程度なのですがご自身のお店ではしばしば素晴らしいワインを楽しんでおられるようで。ワイン事情も含めて毎度ご利用時はお互いにプチ自慢合戦のようになってしまうのですが、今回はやはり幾分状況が変わられており。毎年ロマネ・コンティ(ヴィンテージは不明)を数本飲み込まれておられるようですが、もうラターシュを上限にされたようでそんな相談も兼ねておられ。個人的には祇園の高級と言われるクラブさんにはロマネ・コンティなども扱い続けていただきたく思います、何故ならそこに私共との比較の対象も出来ますし場合によっては私がお届けすることもございましょうから。ですが、彼らは相変わらず王様は無くともラトゥール’82やクロ・ド・メニルなどは定番のようですが・・・・・・?
さて、そんなお話からはやや中身も隔たりますがこの晩は画伯が。今月のDMのマダム像を描かれたムッシュは来月からのDMにも登場いたします。彼のお好みはすっきりとした白で。私もこのスタイルでしたらニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランはピュアなフルーティーさに体内のミネラルを総入れ替えしてもらえるような。で1本目のゴールド・ウオーターさん、スポットで取ったものだったのですがこれが中々。2本目のマーティンボロはもう数年使い続けていたものなので姿ははっきりと見つめており。ただ、好みはございますが妙にこの晩はシャープさの残るマーティンボロよりもデラウエアのような甘い果実味が余韻にくっきりと残るゴールド・ウオーターに心寄せ手しまい・・・・・。うーん、三年目の浮気と言った感じでしょうか。

       Sommelier R.Imamura