Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

曜日など・・・

昨夜は意外な忙しさに、先週末の”つぶやき”すら手を付けられず。月曜日が忙しくて土曜日が強烈に暇な私は如何したものかと・・・。やはりお天気にも大きく左右されてしまうのは現実でしょうか?
・Chateau Gloria’94 st Juline
・Meursault Desiree’98 Comtes Lafon
・Chateau La Lagune’75 Haut Medoc
お恥ずかしいことにハウス・シャンパーニュのボランジェを切らしてしまい、リュイナールとルイ・ロデレールをグラスにて開けてしまう状況すら。まあ、偶にはよろしいかな?とも思いますが、その辺りにもこだわりは。
やはり男性陣にて占められるカウンターには、狭い意味での京都の名士が集われる瞬間も。お顔をさされるのは横並びにて仕方がないものの、堂々とされるのは潔く。この通好みのシャトー・グロリアにも上々の反応を示されるムッシュはやはりワイン・ラヴァーかと。どちらかと言うとボルドーを好まれるムッシュには、次の白ワインが他のゲストで開けられるのをため息を含めて。
コント・ラフォン、白ワインの特別な造り手。東京からの初めてのゲストは、リストの中からじっくりと。ムルソーを凝視されアドバイスを求められましたが、この造り手は正直私にも宝物のようなワインの1本1本です。どちらでも結構ですが、素晴らしく贅沢な今宵間違えない1本では・・・。そのやりとりは先のムッシュの昨年のラフォンのドメーヌ訪問を思い出させる機会だったのでは?本来ならばテイスティングの残りすら自身で楽しみたい衝動も彼に差し出す気持ちにすら。
彼にしては幾分穏やかなヴィンテージ、されど並みのムルソーなど足元に及ばない洗練された優雅な香りに、そして何処までものびやかな甘みはやはり彼のスタイル。今宵、高揚する気分もまたこんな素敵なワインと素敵なゲストにて繰り広げられ。
そして、いつものムッシュはホーム・ページの特集リストからじっくりと吟味されたボルドーの熟成を。何とも奇遇と言うか個人的にこちらのムッシュにはこのラ・ラギューヌは結びつきがあったような気が。前向きなヴィンテージですがこの時代のボルドーには造り手の技量が問われるのは事実、ただその辺りも理解された上での彼らにはお買い得の1本だったようで。ある意味では短期決戦の今を楽しむグラン・ヴァン。Sommelier R