Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

戎さん

10日戎に祇園縄手通りは、賑わいが感じられましたが相変わらずリハビリ状態の私共に前半の僅かなゲストにはご心配も。思い出せば毎年1月は中々苦戦を強いられていたことが。中盤から徐々にやはりご常連さんのご来店が見えてきはじめ日が変わる頃までの新年会は賑やかに。今年もこちらのドクターは、荒れる雰囲気も感じさせられるでしょう。まあ、貸し切り状態をお造りするしか・・・・。ただ、昨夜はこちらの団体のかたがたのご来店にスマートにお席を立たれたお一人でのご常連のムッシュには申し訳なく。若干ですがこちらも医療機器メーカーの社長さんですので気まずさも在られたのかも。
・Dolcetto d’Alba’05 Parusso
・Santenay Les Gravieres’05 La Pousse d’Or
・Shiraz’05 Kilikanoon
・Chateau Clerc Milon’97 Pauillac
・Bourgogne Pinot Noir’78 Nicolas Potel
・Barbaresco’74 Gaja
7名でのご利用にも6本のボトルを二次会で飲み込まれるドクターは、とてつもなくお強い肝臓をイメージさせられ。比較試飲をされたいとの珍しいお言葉にイタリアからのスタートでしたが、愛らしい甘みがスタートとしては楽しく。2本目のサントネーの複雑さは今宵はあまり感じていただけなかったようですが解かり易い強さを主張するシラーズは、こちらも変わらずお好きなようで。取りあえずこの辺りで一息ついて。
続くボルドーからより上質な味わいを感じさせるワイン達に。やっと10年の熟成を経たクレール・ミロンは、流石グラン・ヴァン先のワイン達に比べるとやはり香りの複雑さと味わいの奥行きが。最近のお気に入りのニォラ・ポテルの’78にお好みが変わらずボルドーなんだな、と確認になってしまいましたが最後の1本のステージの違いは皆様も。
今年いきなりの2本目のアンジェロのオールドは、在庫がこれであと1本にと言う’74を。フランスではネガティブなイメージが強い’74ですがこのバルバレスコは個人的のも素晴らしい印象が。強さを残しながらも変わらないスミレのブーケを。この時間帯からには随分、セクシーな1本ですがこのへんから少し他にお見せしがたい諸行も・・・・・。
聖職の皆様のモラルもお見受けしたく。 R