昨夜もいつも通りと言うか、中盤からの動きで。
・Chateau Haut Bages Averous’88 Pauillac
・Chateau L’Arrosee’80 St Emilion
・Cotes du Rhone Mon Coeur’98 J.L.Chave
・Serpico’96 Feudi di San Gregorio
今宵はお越しが難しいとのことでしたが、マダムの一押しでご来店に。”つぶやき”で選ばれた1本目はマダムのお好みのレンジには入ってくることは想定の範囲内で。ムッシュの選択は正しく、ただ2本目は解かってはいたもののマダムには合致しない1本でした。ランシュ・バージュをご理解される方にはセカンドでも’88の膨らみが味わいを深めてくれ。事無きを得た出だしでしたが、カウンターに並べられた2本目に話題が流れましたのでいずれ飲み込まれるであろう運命なのであれば申し訳ないのですが今宵50%の確立であっても許されるだろうと踏んだ私が。まとめて今宵は抜かせていただきました、ラロゼは私とムッシュで飲み込んだのは言うまでもありません。甘くしなやかでアフターに少しの青さを持つやはり’80かと。
ソムリエの彼は今宵も男性陣にて。男4人でハートがあしらわれたシャーヴは如何なものかと?と言えどもこのワインの美味しさを知る方には仕方ないでしょう。ほのかに香る野獣のニュアンスに干しイチジクのアロマが入り混じりエキゾチックなローヌは、深夜には一段とセクシーに感じられ。
イタリアの南のブーケには、ローヌにも共通する感覚が。インクをいっぱいに詰め込んだ濃い香りのはしばしにスパイシーな黒胡椒のアロマが印象的で。流石にプロが選ぶ男性のみの楽しみ方が感じられる2本だったのでは?
狭い世界でこの晩は、同業者の方が後半に集中する様子が。
それでも落ち着いているかな、酔っ払いのご常連さんのお顔も目立ち始めてはいますが・・・・・・・。
Sommelier R.Imamura