やはり週末と言うだけだったのかな？何とも寂しき晩に。
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｂｒａｎａｉｒｅ Ｄｕｃｒｕ’８３ Ｓｔ Ｊｕｌｉｅｎ
深夜のマダムは久しぶりに。今宵はボルドーを。個人的にはほとんど飲み込んでいない今宵ぐらいは、ボルドーを楽しむのも悪くないかと。ローヌとブルゴーニュはもちろん選択肢にございましたが。
先日のモエ･シャンドンのインペリアル・ブリュット’７８を１杯飲み込みながらの抜栓で。この頃のブラネール･デュクリュの評価は正直中々定まらない印象がございますが、意外に上質なコルクを使用しており赤い滲みの浸透もあと少しで全体に行き渡る感じではありましたが、綺麗に年相応の経年の証を。
香りは果実の後からクローブや八角などのスパイシーなアロマを放ちながらもバランスの取れたチョコレートやモカを。決して角を感じさせない上品な味わいにこの村の特徴と一言で言ってしまいたい気も。
女性でも美しくシガーを嗜まれるマダムは、中々素敵で。お恥ずかしながらホヨーとロメオのリングを見間違えており突っ込まれてしまいましたが、お許しください。
それと今宵個人的にシガーのテイスティングを。ダヴィドフの新製品でＰｕｒｏ Ｒｏｂｕｓｔｏと言う銘柄なのですが遂に全ての葉をドミニカのもののみで仕上げられたラインだそうで。個人的にも元気が残っている時にはこのくらいのパワーを感じるサイズは楽しく。口中に力強く入り込む煙の量はかなり多くそれでいて柔らかい味わいにしばし時を忘れる紫煙のひとときかと。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
