Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

女性って

そうでした、日曜日にはもうひとつ出来事が。
基本的には営業時間外のお仕事も偶にご依頼も。東京と京都をひっきりなしに行き来されるマダムは、先日のパトリアルシュのグラン・エシェゾーを随分面白く感じられたようで。月曜日の朝一番には東京に、移動されるそうでしたので土曜日の深夜の依頼は日曜日のお渡しが求められ。
その為、休日でしたがお店まで観光の皆さんでごった返す祇園街へとお昼のドライブを。
このグラン・エシェゾーはヴィンテージ’77の為、稀少なボトルではありました。作柄としてはかなり小さなサイズの出来なものの、3本程扱えたのかな?どれも現時点では私好みの柔らかく芳しいブルゴーニュに。本音では来る’77ヴィンテージの方に残しておきたかった1本でしたので、値引きなど一切とお伝えしたのですがその辺りは女性には敵わず。しっかり値交渉もされてしまい、泣く泣く言われるがままに。
ところが、渡された封筒には「きちんと入っていますから」とおっしゃられたのでその場では、確認出来ず立ち去られてから車の中で。あろうことか1枚多い福沢さんに、もおーでした。こんな時は、何か試されているのだろうか?と思ってしまうもので、すぐさまお電話を。予想通り留守電になっておりおそらくと思うルートで南座前まで運転すると信号でおもむろに携帯の確認をされるマダムが。ハザードを焚きながら「後ろを向いてください、1枚多かったです」とのやりとりで事無きを得たのですが、そのまま休日の急ぐ時間の中、大渋滞の四条通へと突入を。五条を越えれば渋滞は緩和されるものの、追い討ちをかけるように長男の「おしっこ」と言う叫び声に急かされる東福寺近辺の新たな渋滞でした。

               Sommelier R.Imamura