Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

気が付けば

前半からの忙しさに結局、日付が変わる頃までグラス拭きにいそしんで。やはり急な時間変更の17:30スタートは精神的にも。ただ、ご年配の方がおられる情報はありましたので何処と無く予期もしておりましたが。
・Chateau Lagrange’97 St Julien
・Ice Wine Scheurebe’04 Wine and Commerce
・Chateau Grolia’97 St Julien
・Aisace Pinot Noir’04 Christian Binner
・Bourgogne’89 Nicolas Potel
・Beaune Grave L’Fnfant Jesus’02 Bouchard
・Chateau Leoville Las Cases’93 St Julien
・Chateau Gruaud Larose’87 St Julien
気が付けば今宵、比較的多くのボトルを抜栓させていただいたような。贅沢ながらグラン・クリュでも’97あたりのものでしたらグラスでもお使いしているのでこの”つぶやき”には登場することは稀かもしれません。ただ、どうも今宵サンジュリアンづいていて。特に’97のラグランジュとグロリアは格は違うものの好みが分かれる上質な比較では。個人的にも甲乙付け難い。間に挟まれたアイス・ワインは、おそらくここ数年でもこちらのムッシュの為に色々買い集めているもの。オーストリアのアイス・ワインもカナダとはまた異なるピュアなニュアンスに驚かされながらもレモン・ティーのような味わいに。
色々なピノノワールも今宵は比較され。アルザスのビネールは最後のボトルでしたが若い段階の美しさは可憐で、とても興味深い。柔らかい甘みと酸の優しさにも是非また入手したい素晴らしい造り手。
ニコラ・ポテルもオールドは最後の1本。ジェネリックでも’80年代後半はかなり完成されており、ワイン・バーなどでは使い易く面白い1本で。もっとかっておけば・・・。
ベルベットのズボンを穿いたキリストの子供、だったかな?それくらいシルキーにすべるような味わいと言われているこのキュヴェも’02ではややその面影は薄く。ただ、それでも偉大な’02の将来性は十分に。
後半の2級の人気銘柄は、やはり極上の時間を。文字数が足りないのでこのあたりで。Sommelier R