Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

祝日は相変わらず

三連休の最終日は、相変わらずの状況でした。まあ、これで暫らく連休もないのかな?
今宵は何処かしら勝手知る中のようなマダムと温習会であのお姉さんのお隣で舞われておられたお姉さんが意外なお知り合いだったようで。まあ、それ以上にマダムが2年も経たない間に教員免許を取得され小学校の先生になられていたことの方が驚きで。こんな先生いたかなあ?と思い出せない過去を振り返る一瞬でしたが・・・・・・。本人もおっしゃられていたのですが、お顔立ちが幾分ゴージャスな方なのでお召し物も考えを改めておられるようで。
・Vieux Chateau Certan’87 Pomerol
強烈なディスカウント攻勢に合い、状況も状況でしたのでまあ、就職祝いと温習会のお疲れ様も合わせて。
ペトリュースの発見に伴い一番手から、憂き目を見ざる負えない形に成ったシャトー。ル・パンのリリースにより嘗ての威信も取り戻しながらも、個人的にはポムロール・エリアでは異質ながらも最も好みと思い出が沢山あるヴィユー・シャトー・セルタン。今回も’87が格安で。やっと20年、ほろ苦いタンニンが印象的でビター・チョコレートをかじりながらお砂糖を加えたエスプレッソをグイッと流し込んだような1本。
個人的な思いでは、家族で楽しんだ’85。ほぼ完璧な姿はボロボロに砕けたエチケットとは対照的に。
もう1本は、確か’90だったかな?嘗ての部下にあるバーでブラインドを強要されたこと。右岸のスタイルを正直持ち合わせなくても頷ける、唯一のシャトーだけにメドックを答えた私にバーの、マスターと部下は妙に優しく。ソムリエとて偶にはプライヴェートでのワインの思いでも欲しいものです。
そうそうこの部下、昨年は飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが長続きせず。一時の最悪な状況はどうやら乗り越え新たな職場を得られ何とか・・・・・・。
がんばって欲しい!同じワインの世界で。

               Sommelier R.Imamura