金曜日とは対照的な土曜日に。素晴らしきワインたちに今宵は上質な酔いを。
・Fixen’83 Leroy
・Meiden’00 Harlan Estate
・Jacquesson Cuvee730
・Ruchottes Chambertin Clos de Ruchottes’98 Armand Rousseau
・Astralis’99
・Chateau Mouton Rothschild’83 Pauillac
前日意味ある飲み込みに今宵はラッキーなゲストがグラスにて。ブルゴーニュ最北部のフィクサンながらもルロワは流石のテイスティングを。’83ヴィンテージは現時点では中々飲み頃を感じさせるものが多く。酸が目立ちがちなエリアですが彼女のセレクトしたキュヴェは十分な果実味を。
ハーラン・エステイト、カリフォルニアのカルトはあのドクターへと思いを込めて仕入れた1本。メイデンはセカンド的な印象もございますが葡萄の品種を異ならせるこのメイデン、カベルネよりはやや青さもございますがストレートな甘みに品種構成が見えてまいります。ただ、残念ながら祇園なか一さんのアナゴの押し寿司に心は満たされてしまいました。
フランス帰りのドクターは、ここのところのご利用で4年間のブランクを取り返しておられ。今宵は皆様のお祝いを兼ねて。シャンパーニュ・ジャクソン、彼らは創業以来のキュヴェからナンバリングをしておりこの730もヴィンテージは配されておりません。90年代後半のキュヴェが中心なだけに幾分フレッシュな味わいが支配的ではございますが、お若いお気持ちをお持ちの皆様に歓迎の1杯で。
やはりニュイが飲みたいのでしょう。2本目はシャンベルタンのトップ・ドメーヌ”アルマン・ルソー”コストを見ていくとニュイは若いヴィンテージでお許しを。想像以上に楽しめる段階に入っていたルショット。出来ればソムリエ・シリーズをお使いしたかったのですが今宵はここもお許しください。
オーストラリアの干ばつがこの高級ワインの抜栓のきっかけに。皆様、流石に事情通で高騰が予想されるこの国のワインをお試しに。昨夜のダーレンベルグに比べるとやはりこの辺りは洗練を。やはり甘みは中心のスタイルですがどちらかと言うとシラーズらしさよりもローヌの上質感を。もう数年後は大きな期待を。つづく