Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ・ブラン

ワインの購入で、西村さん以外からの入荷に関してはだいたい直ぐにはセラーに入れず幾分見られるようにテーブルに立てておく習慣が。流石にロマネ・コンティや五大シャトーなどはその範疇ではありませんが、お互いの意見の交換や言いなりではないですが彼への誠意も兼ねた対応と少しだけ・・・・・・・・・。
さて、今回もボトルまたグラスでも視野に入れて購入したブルゴーニュ・ブランが。
・Bourgogne Blanc’93 Etienne Souzet
兼ねてよりほとんどこのクラス、ブルゴーニュ・ブランは私共では使用は控えておりました。出来る限り村名クラスかそれ以上の段階のブルゴーニュが場所柄も含めてより良いのでは?と言うのが最大の理由でしたが。
ただ、赤ワインなども同様に例えばアンリ・ジャイエのブルゴーニュ・ルージュなどがきっかけでジェネリックもリストに仲間入りしていき。
そんな感覚で新たに大きな期待を抱きながら、まとまった数のブルゴーニュ・ブランを。偶々、偉大な造り手エティエンヌ・ソゼのアイテムを切らしていたことも偶然でしたが西村さんのお墨付きは’93と言うことでいただけなく。やんわりとお伝えいただきましたが、個人的のも唯一のネガティブな点がそこでしたが、期待以上のパフォーマンスでした。やや、グリーンを残した色合いは逆にまだまだ熟成の過程を表現しており。柑橘系のフレッシュながらも白胡麻の燻ったようなアロマが徐々に。締りのある酸に数滴垂らされたような蜂蜜の味わいは、大人の蜂蜜レモン。気が付けば個人用に購入したものを除いて後3本グラスで使用することも考えれば6本単位の購入などは一瞬にして・・・・・・・・・・・・・。

            Sommelier R.Imamura