Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

上手くは行きませんなあ

週末の結果に、中々世の中上手く行かないものだなあ?と難しい土曜日を過ごしました。それでも18:00からの早めのゲストのご来店から、3:00までの間意外にもカウンターには立ちっぱなしでしたが・・・・・・。
面白いことにやはり金曜日の問い合わせのゲストのご常連さんなどの顔ぶれなどを考えると今回はどうやらピークは金曜だったようで。
そんな愚痴はこれくらいで、久しぶりに私事を。お盆休みで今回は初の4人での帰省になりましたが新幹線で二時間ほどですが空調は日焼けした体には堪えました。それ以上に一段と落ち着きを失う青龍の子守と交代で抱く彩人の世話に終始する二時間でしたが。
また、それにしても郷土の広陵高校が逆転満塁ホームランを打たれた後に乗り込んだ帰京の新幹線も心穏やかでは無かったですが。
そして堪えたのが青龍の大物と言うか困った性格が。お恥ずかしいですが彼は食事がとてもとても遅くて。へたしたら3時間ぐらいお膳を前に格闘と言うかお遊びを。最終手段で「外へ出すぞ!」という手段にも。ここからなのですが私も子供の頃偶に父親に外に投げ出されましたが青龍のように悪態はつきませんでした。30分に渡って「お父さんのアホ、もう遊んであげへんから!」と叫び続けておりました。まだまだ、愛らしいところもあるのですが血は争えないのは否めないかも知れません。
最後にワイン・ネタを。今回のお休み中の1本は”シン・クア・ノン”カリフォルニアのカルトですね。広島の実家の近くにある中々ストック豊富なワイン屋さんなのですが、やはり高騰するワイン市場の煽りは避けられづボルドーなどは悩ましく、ブルゴーニュなどは在庫はほとんど無く。ただ目を引く特徴的なエチケットの高額ワインは、パーカーが世界に紹介した稀少なラインのものでした。1本¥3万から¥8万ぐらいの「こんなの売れるの?」と考えてしまうものでしたが。流石に¥8万には手は出なかったものの興味本位には高いお買い物でしたが、出会いとは一期一会で。基本的にはぶどうを購入して仕込む彼らですが濃密で高アルコールのたっぷりとしたスタイルはパーカー・スタイルでしょう。西村さん曰くオファーはあったワインらしいですが価格が高すぎて捌き切ることに苦言を呈しておられたものでした。確かに原価でこれでは正しく興味本位が先に立つ特殊な1本かと。
Sommelier R.Imamura