今年の大文字は、極度に寂しく。ご常連さんのご利用はあられたものの、屋上で斜めに迫るような”大”と妙の少が欠けて”女”になったものと”法”の上半分を望みながらボランジェを飲み込む個人的には贅沢なものの今年のお盆を象徴する昨夜の結果でした。
さて、昨夜のワインは木屋町のワイン･バーより流れてこられたご常連のお姉さんは
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｔａｌｂｏｔ’９３ Ｓｔ Ｊｕｌｉｅｎ
どうやらラネッサン’９６をお飲みのようで。先のワイン･バーではブルゴーニュの充実をおっしゃられたそうですが、こちらもワイン･リストがあられないそうでオーナー･ソムリエさん曰く”私の頭の中がワイン･リストです”とのこと。よそさんのことを色々では無いですが、ワイン･リストの作成はソムリエの最も重要な仕事では？ゲストに信頼の上、お任せいただけるのは素晴らしいことですが個人的には・・・・・・・・・・。
失礼しました。
さて、’９３のタルボはこちらのお二人には甚くお気に召していただけているようで。おそらく同一銘柄を三度以上楽しまれておられるのですがプライスと熟成感そして何よりもグラン･ヴァンの質感にリピートの理由があられるのでは。
少しづつ長いお付き合いになって行くこちらとも、嘗てのスタッフとの以前の思い出話に華が咲く瞬間もまた楽しく。まさにノスタルジー。ワインとソムリエとお客様との出会いもまた色々ではないでしょうか・・・・・・・・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
