Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

暇ながらも

世間のお給料日は、私共には暇ながらもの昨夜でした。
今宵は前半から気持ちよく、営業がさせていただけ眼の保養も十分に。つい先日にお誕生日でシャンパン・タワーをおねだりされたお姉さんでしたが、今宵はやや抑え目に
・Pommard Les Jarollieres’94 La Pousse d’Or
つい先日仕入れた12本が、もう終わってしまいそうです。やや、ぼったりとしたスタイルながらも熟成感を楽しんでいただける稀少なブルゴーニュでしたのでご予算が合われれば当前お勧めしておりましたしグラスでも。
それにしてもこちらのお姉さんはヴィンテージ’78。今がもっとも上質なお客様を抱えておられ、落ち着いた雰囲気に気負いは感じられません。幾人かはおられる’78は今がピークでもあり最も高価なヴィンテージのひとつでしょう。
実は今回のもうひとつの入荷の目玉が、やや定められたターゲットはおられる特別なシャンパーニュ
・Taittinger Collection’78
ファースト・ヴィンテージにして、またイヤラシイほどのキンピカのパッケージに包まれており。先日の’85以上の存在を期待しております。

話は変わりますが、6月も後残すところは僅かで。7月が聞こえてくるともう京都は祇園祭一色に。今年の大役の稚児さんのお一人が私共の顧客の坊ちゃまになられたようで。メインのお勤めではないようですが、後に付かれる内のお一人に。中々素晴らしい機会と経験になられるでしょう、お祝いも兼ねて。そんなことでこちらのムッシュより坊ちゃんの名前が記された祇園祭の扇子が頂け。不意なものでしたので驚きましたが、こんなことまでお心使いしていただけたことに心熱くならずにはおられず。
今年は晴れるといいですね。ありがとうございます。

               Sommelier R.Imamura