Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連日のヴィンテージ

昨夜もワインの日らしい中々のワインを。
・Rossj Bass’02 Gaja
・Chateau Gaillard’76 St Emilion
・Chateau Lafite Rothschild’85 Pauillac
今年もお心使いの誕生日プレゼントをありがとうございます。割らないかが心配ですが、大切にコーヒー・タイムを楽しませていただきます。
さて、ソムリエの妻でけあり酒量も少なくなったとは言え素晴らしい。ガヤの白ワインからのスタートでしたが、お料理をちびちびとご注文いただきながらは酒飲みの過ごし方をはっきりと。今宵は以前よりお連れのマダムのヴィンテージの’76をおっしゃっておられたのでご準備出来ており。それにしてもサンテミリオンのグラン・クリュとは書かれているものの、残念ながら試したことのないシャトーでした。ただ、意外にも予想以上のポテンシャルに実はある量販店さんで購入したボトルでしたので物によっては?と不安も抱えておりました。流石に日本人のバイヤーの方のテイスティング能力はこちらさんも評価すべきかと。また、買いに行こうかな・・・・・・。
お姉さんの快気祝いにとのグラン・ヴァンは、セギュール’85マグナムか彗星のどちらかを。流石に今宵はレギュラー・サイズのラフィットを。高騰するボルドーはこのハレー彗星エッチングが施されたラフィットも随分なものに。ただ、以前ラフィットの’99の皆既月食のプリント・ボトルもお楽しみいただけ依頼はありましたので望まれるところへと飲まれた形に。やっと22年の時を経て求めるべき絶妙なバランスとしなやかさを。
おそらくこのラフィットが五大シャトーの中でも多くのソムリエやワイン関係者の中でも最も人気が高いのはこのエレガンスでは。ありきたりの表現のようですがそれこそが筆頭の証。柳腰の見返り美人のように繊細で儚げな女性でありながら偉大なヴィンテージだけに真の強さをはっきりと表現する特別なグラン・ヴァン。
週末のセギュール、楽しみにしております。

               Sommelier R.Imamura