昨夜は何とかと言う最終的な結果にも、早くもゴールデン・ウィークの到来が感じられ。でも嬉しきことが幾つも。
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｌａｆｉｔｅ Ｒｏｔｈｓｃｈｉｌｄ’９１ Ｐａｕｉｌｌａｃ
・Ｌｅｓ Ｆｏｒｔｓ ｄｅ Ｌａｔｏｕｒ’８３ Ｐａｕｉｌｌａｃ
・Ｂａｒｏｌｏ Ｓｐｅｒｓｓ’８８ ＧＡＪＡ
以前と同じものをとのご指定に購入していてよかったな、と思いながらもムッシュは冷やしてくれ！とのご依頼を。マダムが唖然とされていたのが救いでしたが、まあ氷を入れてまでの状況ではなかったので仰せの通りに。ワイン・クーラーに入れられたラフィットと常温のデキャンタされた同じワインを飲み比べさせていただくのは非常に勉強に。
レフォールドの’８３を冷やさせていただくと熟成香が徐々に閉じこもっていくと言うか・・・・・・。素晴らしきワインだけに暖めながら飲みましょう！ある意味豪快で何をか言いません。
二番手というポジションは、何時までもその立場でしかなく。そこには卑屈さをもありながらも心は”今に見てろよ”と思いを強く持つものです。私とて心無い方に何度となく。まあ、親父ほどの人と比較していただけるのは光栄ですが。そんな思いを勝手に感じていた方が遂にお一人でお越しいただけたのは、とてもとても嬉しきことで。やはりセカンドにいると出過ぎないことが大切なところもあり、お相手はほとんど出来なかったのですが卑屈さは自分にもマイナスの結果すら運んできていたのかもしれません。
チャンスは意外な形で今宵訪れていて、我が最愛のガヤをお試しいただけ。暇な状況が幸いしてお相手が、少し出来近づく気持ちが感じられることは何よりも。スミレのブケと芳醇な香実味としなやかなタンニンがソムリエとゲストの心をより密接に。
まだ、産まれてきません。今宵は徹夜の形での営業になります。眠たい・・・・・・・・。妻はもっと大変でしょうが。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
