週半ばだらだらとした締りのない営業になってしまいました。
まあ、中には賑やかな方もおられ。東京からのご常連さんは、随分大きなお寺さんも住職さんらしくあの王監督のお母さんのお墓があるお寺だそうで、噂ではもの凄く・・・・・・・・。
こんなお父さんも、一時間だけと祇園のおねえさんにお店を抜け出して来てもらいワイン片手にデレデレのひと時を。今回のお泊りが山科の某ホテルさんのようで設備等に不満があられ鬱憤晴らしも兼ねて。
・Ｌａ Ｐｏｊａ’９６ Ａｌｌｅｇｒｉｎｉ
ヴェネチア旅行の楽しいお話に華が咲き、折角ですのでヴェローナのワインを。水の都”ヴェニス”は私個人も大好きな都市のひとつで再度訪れてみたいところではございます。もう７年ぐらい前になるでしょうか、レストランの研修旅行ではございましたが観光都市化された部分を差し引いても時間の感覚を忘れさせてくれる何とも異空間な街並みの印象がございました。
そんなヴェネチアもワインの産地としても素晴らしいものが。このアレグリーニは近年のモダンなスタイルとクラシックなラインをどちらも併せ持つ造り手。どうしてもこのエリアは御三家の造り手の途方も無いプライスのワインに憧れがちではございますが、まだ、許せる価格にて負けずとも劣らないクオリティをリリースし続ける彼女らに私は肩入れしてしまう。
コルヴィーナと言うこのエリアの高貴な葡萄品種にて干しぶどうの味わいを表現するこのラポヤもやっと１０年以上の時の経過に甘みを濃縮させておりました。
お姉さんに”あーん”と巣蜂蜜を口まで運んでいただかれる姿の住職のお顔がワイン以上に甘くとろけておりましたが・・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
