Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ワイン?

賑やかさが感じられる瞬間と、そおでもない時間帯での耐えの絡み合いに色々と考えさせられます。昨年の数字だけを見ていると驚異的な10月だったのだなー!と一人で感心しておりましたが・・・・・・・・・。
さて、昨夜のワインは特筆が1本
・Chevalier Montrachet’96 Bouchard Pere et Fils
騎士と言う名を冠した禿山ですが、しろワインの王様のひとつであることは間違えございません。京都は狭いものでこの半年ぐらい前からご利用が始まった弁護士の先生は、先に来られていたドクターのお知り合いだったようで聞くところによれば京都の歯科医師会の専属の方のようでした・・・・・・・・・。今宵は同窓会のようでして、横並びのカウンターながらも5名にも関わらず上手に会話は盛り上がられ。
そんな皆様の中には、お歳の割には皆様ふさふさとしっかり残っておられモンラッシェを抜栓させていただくことに躊躇も無く。やっと10年の熟成に火打石のニュアンスは無くなっていたものの、若さの証の柑橘系のグレープ・フルーツやレモンの皮の部分が色濃く。徐所に沸きあがってくるカシューナッツやリンデンバニラのブケに、ふむふむとこの辺りのヴィンテージから急上昇したブッシャールの実力の前に膝間づく味わいでした。
それにしても、高価なこのワイン必要だったと言うこともありましたが高すぎる・・・・・・・・・。
それから、小話を今更かもしれませんが先のドクターが面白いことを。これはいただいておこうと感じさせられました。ワインというものは”葡萄酒”であり”和飲”であり”輪飲”であり”話飲”であると和みながら輪になりながらお話を楽しみながら。素晴らしい表現力に脱帽でした。欲を言えば少し色っぽいニュアンスもあれば完璧なのですが。どなたかご存知では?

             Sommelier R.Imamura