何故か昨夜は、一昨日とは対照的に忙しく。
どちらにしても、まえもってどなたかのご予約がいただけていれば忙しくなる予感は感じさせます。
さて、今宵は私自身二度目の体験でしたのですがムートンのＲ．Ｃなるものが。おそらく’７２年までのヴィンテージのエチケットにて見受けられるものなのですが
”Ｒｅｓｅｒｖｅ ｄｕ Ｃｈａｔｅａｕ Ｍａｒｑｕｅｓ Ｒ．Ｃ”なる表示が。今回のボトルはそのラインのもので「Ｃｉ Ｒ．Ｃ」との捺印で、通常はロット･ナンバーが打たれております。
ある業者さんでは、このＲ．Ｃは通常ラインのものの１．５倍くらいのプライスで扱われておりましたがシャトーのおそらく、個人使用のものであったりシャトー主宰の晩餐会などに使われる目的用に伯爵のセラーにて眠っていたものでしょう。そのため、保管状況も良好でしょうしストーリー的にも興味深くお値段に付加されていても仕方ないでしょうが近年たまに見かける状況も。ソムリエのほうもあまり意識していないのか、３年前に扱えた際は、お師匠さんもご存知ではなく私自身も発見した時歓声をあげお伝えした記憶は今では懐かしさも。
今回の酒質も、申し分なくギリギリのコルクの抜栓からいきなりのブケが起き上がりラズベリー・ジャムとトリュフ・ソースのニュアンスがぐんぐんと押し寄せ深夜１：３０のセクシーな時間帯を華やかに。
それにしても、こちらのムッシュ最近おつれのマダムがいつも変わられるのですが頻繁にムートンのヴィンテージを。こちらとしても、お話の流れがどなたが何年でと言うあたりが記憶しづらく・・・・・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
