Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

変わりにコンティが・・・・・・・・

今月も、もう終わってしまいそうですが落ち着きながらもコンスタントに。月内最終が、金曜日なのが気がかりですが明日の木曜日に大きなご依頼が。昨夜のクロ・パラントゥーのキャンセルに残念な思いも持ちながらも、それに負けない偉大なワインを。先日の”つぶやき”にてご紹介した、ご近所のクラブのママさんのご依頼のロマネ・コンティが。ヴィンテージは’87になりましたので、実際には訳ありのボトルの為私共の売上にはなりませんが。何故かと言うと、以前ご依頼いただきご準備し、購入いただいたものを、その方の一身上の都合で転売依頼を受けていたものの為です。私なりには、若干の見返りのようなものもございますが何より、今年二本目のワインの王様の抜栓にきっと大きな経験をさせていただけるでしょう。
距離にして、20メートルぐらいのご近所さんですので明日は最初の抜栓及びサーヴィスを含めてお相手を。後はグラスの貸し出しぐらいですが。21:00過ぎごろに中抜けを予定しております。
さて、今宵はボルドーのグラン・ヴァンとブルゴーニュのオールド・ヴィンテージのグラス・ワインを
・Chateau Palmer’91 Margaux
深夜のご常連は、今宵の止めを円みを帯びたボルドーで。ヴィンテージ’91は、ますます魅力的な熟成感を兼ね備えながらたっぷりとした果実味と心地よい渋みを。やや、過小評価されがちなこのヴィンテージはリストのねらい目のスターでは。
・Volnay’78 Jean Bitouzet
・Aloxe Corton’76 Laboure Roi
ブルゴーニュのグラスのバリエーションを期待される、ムッシュは今宵も「何か、グラス・リスト外で」と。二杯目からは、ある意味期待にお答えする引き合いになりました。こんなこともあるだろうと仕入れていた現実的な熟成ブルゴーニュ。偉大な’78は、蔵出しドメーヌもののためややノスタルジーにかけるもののまとまりのある質感は、やはり上質で。
随分大きなネゴシアンの為、評価は賛否があるもののオリジナルの状態のこのボトルは複雑にひろがるブケがステージの違いを。凝縮しエレガントな酸を讃えた甘みはこの上なく贅沢なグラス・ワインで。
後、3杯は明日もお出しする予定です。明日の21:00ごろはご来店の価値があられるかと。
               Sommelier R.Imamura